猪苗代町・カラーの日持ちの良さ、発色の良さの数値化

2022年10月28日(金)、猪苗代町フィールドのチーム花華の3年生4人は、猪苗代町産の3色のカラーを用いて、日持ちの良さ・発色の良さの客観的に捉えるための調査をしました。

チーム花華の3人と猪苗代町フィールド主担当の熊谷武久 教授
調査開始時の3色のカラー
色の変化を観察している様子

猪苗代町は花で有名な地域で、特にカラー、トルコギキョウが有名です。多くは東京の市場に出荷され、しっかりしたデータはないですが、日持ちがいい、発色がいいと言われています。
チーム花華の今年の試みは、3色のカラーをサンプルにして、切ってから水に入れて、どんな風に花が持続するかを調べています。
調査項目の1つ目は、花としてちゃんと立っているかどうか。2つ目は色の変化で、例えば黄色のカラーはだんだん時間が経つと、淵が茶色くなったり、真ん中が白くなったりするので、その変化をカラーインデックス(色の見本)を使って客観的に数値化しようとしています。3つ目はしおれ・枯れ具合など。この3点を数値化することで、日持ちの良さ、発色の良さを客観的に捉えることができるのではないかと考え、試行錯誤しながら調査をしています。
調査は月・水・金曜日に実施し、この日は開始してから12日目の観察日でした。

観察している様子
カラーに番号を付けて、一本ずつ観察します
作成したフォーマットに記録していきます
調査日の最後には、水を交換します

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