2022年4月22日(金)、昨年に引き続き株式会社ももがある代表取締役・斎藤由芙子さんをゲスト講師としてお招きし、「”もったいない”こそ価値あるブランド〜完熟桃で新商品開発〜」というタイトルで、規格外の完熟桃を使用して開発した「ももふる」の商品開発についてのお話を聞かせていただきました。
講義「”もったいない”こそ価値あるブランド〜完熟桃で新商品開発〜」の様子
ももふるは、樹成り完熟桃を品種ごとに新鮮なまま瞬間冷凍し、生桃感をいつでも味わえる商品です。この商品開発の背景には、もっとも甘い完熟桃が流通の関係で規格外になり(桃には輸送に耐え得る硬さの基準があるため)、廃棄や畑の肥料、またタダ同然の価格でジュース用の原料として使わざるをえないという、果樹農家さんがなんとかしたいと頭を悩ませていた課題がありました。ももがあるはこの状況を受けて、産地で商品に加工すれば完熟桃を届けられるのではないかと考案し、試行錯誤の末にももふるが誕生しました。



ももがある代表取締役・斎藤由芙子さん
ももふる試食の様子
講義後、食農学類棟1階の加工室で「ももふる」の試食をしました。
また今年度の福島市フィールドでは商品開発のプロセスを学ぶためにモモのお茶を開発する予定なので、郡山市のスリービーシステムズ株式会社が郡山女子大学と共同開発した「国産茶葉と福島県産くだものを使用した緑茶」の試飲もしました。


この日は4種類のももふるを試食。

半解凍して器に移した状態。凍ったままアイスとして食べることも出来ます。またヨーグルトにトッピングしたり色々な食べ方を楽しむことができます。



続いて「国産茶葉と福島県産くだものを使用した緑茶」の試飲。

この日はアップルとピーチを飲み比べました。

