郡山市・ワイン官能評価

2021年12月17日(金)、郡山フィールド・ワイン班は4種類のワインでの官能評価、トマト班はトマトとの食べ合わせの官能評価を実施しました。3限に2年生、4限に3年生が評価を行いました。
(今回の官能評価では、未成年者はワインの官能評価に参加していません。また、ワインのきき酒をしたくない方に強制もしていません。未成年者等にはぶどうジュースを試飲してもらいました。また新型コロナウイルス感染症予防の観点から、マスクを外している間は会話は控えて、評価中は基本的に黙って評価するよう徹底しています。)

官能評価実施前の説明
郡山市フィールド担当の藤井 力 教授(専門:応用微生物学、醸造学、食品科学)

ワイン班:4種類のワインの官能評価

ワイン班は下記の4種類のワインで官能評価を行いました。
①マロラクティック発酵をしたワイン
マロラクティック発酵をしていないワイン
③土壌改良剤(廃菌床)を使用して育てたブドウで作られたワイン
④通常のぶどうで作られたワイン
※③④のブドウは逢瀬ワイナリーに隣接している圃場で収穫されたものです(過去に逢瀬ワイナリーの圃場で作業体験した様子はこちらから

今回は、マロラクティック発酵の有無、土壌改良剤(廃菌床)の有無による味や香りの差が出るのかを、それぞれのワインを比較する形で検証しました。
マロラクティック発酵とはアルコール発酵に続いて起こる反応で、ワイン中のリンゴ酸が乳酸に変わることを指します。これによりワインの酸味がまろやかになり、微生物的に安定します。

官能評価を行う4種類のワイン
未成年者等はぶどうジュースを試飲

トマト班:トマトとの食べ合わせ

ワイン班の官能評価の後に、トマト班による官能評価が行われました。
ワインを3種類、トマトを5種類(生トマト・ピクルス・はちみつ・ソース・ドライ)用意して、ワインとトマトの食べ合わせを評価しました。

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