伊達市の農業の実情を聞き、地域の問題を探るため、2021年1月12日に農家への聞き取り調査を行いました。新型コロナウイルス感染対策として、農家の方々にはJAふくしま未来伊達地区本部に集まって頂き、学生は各人の家からリモート会議システムを利用して、話を聞きました。
聞き取り調査に先立ち、1月8日にリモート会議システムを利用して、学生同士で聞き取り調査内容を検討し、質問事項を作成し、調査に備えました。学生にとっては、初めての本格的な聞き取り調査がオンライン形式となりました。
聞き取り調査では、まずJAふくしま未来伊達地区本部営農経済課係長の鈴木優志氏から、伊達市の農業の状況とJAの活動状況を話していただきました。
続いて、農家1人につき学生5人と教員2人でリモート聞き取り調査を行いました。教員はJAふくしま未来伊達地区本部でリモート会議システムの操作を行いました。この日、話を聞いたのは、いちご生産部会長 神田 勇雄氏、キュウリ生産部会長 佐藤 清和氏、桃生産部会副会長 三瓶 一彦氏の3人でした。
学生も農家の方も初めてのオンラインでの聞き取り調査でしたが、次第に会話のテンポがつかめてきて、作物の話や経営の話などを聞くことができました。3人とも、SNSでの情報発信に興味があるとのことだったので、学生の取り組みとしてできるかどうかを検討することになりました。

